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(4) 神様を発見

(4) 神様を発見

本文

[神様の存在に気付き人類になった]
[本能より学習の方が能率的]
[大脳の能力開発]
[神様探しを教材に]
[御啓示の方法]
[渇仰本能]
[渇仰本能と遺伝の相関]

・神様は、そのときは、人間に、神様の存在すること、唯それだけを御啓示下さっただけで、神様の本当のお姿や、神様の本当の御意志は、その時には教えては下さらなかった。何故教えて下さらなかったのかだが?
・人間の頭の中に、アプリオリ(先天的)に、神様の本当のお姿、本当の御意志が理解できるようなソフト・プログラムを備え付けるためには、交尾式生殖のところで述べたように、遺伝子の中に、それと同じ内容のソフト・プログラムを作り上げねばならない。そうした進化を人間の神経中枢に齎(もたら)すためには、億年単位の年数が掛かってしまうのである。それよりは、単に神様の存在を気付かせておいて、あとは、人間の大脳新皮質が備えている学習機能(真理探求力)によって、人間自身に、真の神様のお姿や、真の神様の御意志を探索させた方が、遥かに短年月で、人間に真理を悟(さと)らせることが出来るのである。
・神様は、その時には、人間の大脳新皮質に、ソフトの開発能力を付与することの必要性の方をより強くお感じになっておられたのだと思う。
・科学が、神様探しのより正しい方法として登場してきたものであることは間違いない。何れにしても、人間は、その後、真の神様探しを一生懸命やって、大脳新皮質のソフト開発能力を高度化して行った。学術というのは、つまりは今でも真の神様探しに尽きるのである。そういうことで、神様は、その時点では、人間に、神様の存在を気付かせるだけにお留(とど)めになり、人間の大脳新皮質の鍛練のために、人間に、真の神様探しという大きな宿題をお授(さず)けになったのである。
・人間だけに備わった崇高な愛の対象を求める本能を、仏教用語を借りて《渇仰(かつごう)本能》と呼ぶことにする。
・人類は、この《渇仰(かつごう)本能》を備えることによって、神様の存在を知ることになったのである。また、毛の無いサルは、神様の存在を知り、そのお力に縋(すが)って、初めて生き永らえることを得た。いや、その先には、地球の支配者となる栄光の道が開かれていたのである。ただ、神様の存在を知っただけで、それほどの功徳があったのである。神様のお力は有限でも、そのお力は絶大なものであることを明記すべきである。
・渇仰本能の方が性関連の遺伝子であることは言うまでもない……渇仰本能は変体性欲である……そうだとすると、体毛喪失と渇仰本能とは、一回の突然変異で相関して備わる遺伝である可能性が、大変大きいのである。即ち、突然変異で現れてきた毛のないサルは、常にどれもみな渇仰本能を持っていたということが、十分考えられる分けである。
・やはり第2次地上復帰は、数頭の毛のないサルが、示し合わせて行なったと考えた方が妥当である。だとすれば、ここのところは、やはり《遺伝の相関》で説明する方が、妥当のように思われる。

「人間だけに備わった崇高な愛の対象を求める本能を、仏教用語を借りて《渇仰(かつごう)本能》と呼ぶことにする」
「体毛喪失と渇仰本能とは、一回の突然変異で相関して備わる遺伝である可能性が、大変大きいのである」
「第2次地上復帰は、数頭の毛のないサルが、示し合わせて行なったと考えた方が妥当である」
 神が、本当に存在し、神の存在を知らしめたいなら、億年単位の年数が掛かってしまうとしても、キチンと、それを行ってから第2次地上復帰をすべきだっただろう。
 ここで大事なのは、毛のないサルが地上で生き残るためには、本能を超えた「愛」が必要だった、ということではないのか。
 それにしても、この渇仰本能という言葉、重要なキーワードとして、今後も注目してみたい。

第1章第3節あらまし

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